あなたと呼びかける人は、実は心理的に対等に立とうとする表れ?

ゆうきちです。

今回は、あなたと呼びかける人の深層心理を覗いちゃいましょう。

あるデパートで、中年の男性客が店員にクレームをつけていたんです。

やがて、奥から出てきた責任者に対しても、

その中年男性は、何やら訴えているんです。

するとそれまで頭を下げていた責任者が、急に顔を上げると、

あなたねぇ、何をおっしゃっているのか、わからないんです!

と大きな声で言い返したのです。

さらに、あなたのおっしゃっていることは要領を得ていないし、対応のしようもありません。

と一気にまくしたてたんです。

それまで、相手を

お客様

と呼んでいた責任者は、

あなた

と言い換えた瞬間、守勢から攻勢へと転じたんです。

この責任者は、相手の呼び名を換えることで、客に対して心理的に優位に立とうとしたんですね。

このケースからもわかるように、もともとは自分より優位にある人間に、

あなた

という言葉をつかうのは、相手と心理的に対等の立場に立とうとする気持ちの表れといえるのです。

妻が夫を

あなた

と呼ぶのは同じで、かつての家父長制のもとでは、夫が妻より優位とされていたんですが、

戦後、男女平等の世の中になると、夫のことを

あなた

と呼ぶ妻が多くなったんです。

それは、心理的にも対等の立場に立とうとする気持ちが、多くの女性の間に働いているからと見る専門家もいるんです。

現在は、夫婦対等というのが一般的な感覚なので、名前や愛称で呼び合うというカップルが増えているんです。

妻が夫を、

あなた

と呼ぶ夫婦が減ったのは、最初から夫婦対等で、呼び名によって、心理的に対等の関係を築く必要がなくなったからと考えられているんですね。

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